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掲載日時: 2024年10月04日(金)
中古PCの知識

中古PCの上手な選び方。「当たり」を買うなら何で選ぶか?

中古PCを買う時、ちょっと不安になりませんか。
もしかしたら「ハズレ」るかもしれない。
そう思うと、安心して中古PCを買うことはできません。
では、ハズレを買わないためには一体どうすればよいのでしょうか。
今回は、中古PCの上手な選び方・「当たり」を買うなら何で選ぶかについて、どこよりもわかりやすくご紹介します。

中古PCを上手に選ぶポイント

中古PCを上手に選ぶポイント

こちらでは中古PCを上手に選ぶポイントについてご紹介します。

  • (1) 年式が新しいモデルを選ぶ

    1つ目のポイントは年式が新しいモデルを選ぶことです。
    中古PCを選ぶ時に、絶対に年式が古いモデルを買ってはいけません。
    その理由はそれ以上古くなると内部のパーツやシステムが破損・欠損をしている可能性があるからです。
    古くても発売から最大3年以内がオススメです。
    逆に長く使いたいなら、発売から1年以内のモデルを購入してください。
    ただし、発売から3年以上経過しているモデルでも購入をおすすめできるケースがあります。
    それは次の3点です。

    (1) ローカルのみでの使用のケース(ネット接続なし)
    (2) ワンポイントリリーフの場合(1現場、1プロジェクトのみで廃棄する時)
    (3) ネット閲覧程度の趣味のみで使用するケース
  • (2) 必要スペックで選ぶ

    2つ目のポイントは必要スペックで選ぶことです。
    必要スペックとは、最低これ以上のスペックがないと一般的なPC作業ができないレベルのスペックのことです。
    中古PCでのCPU・メインメモリ・ストレージの必要スペックは次の通りです。

    CPU インテルコアi5・AMDRyzen5以上
    メインメモリ 8~16GB以上
    ストレージ SSDで512GB以上

    中古PCでこれ以下のスペックは止めた方がよいでしょう。
    なぜなら中古PCは、世代が古かったりするのでそのスペックよりもワンランク、ツーランク下の能力しか出せないかもしれないからです。

  • (3) 保証・返品・交換が可能

    3つ目のポイントは保証・返品・交換が可能であることです。
    中古PCショップによっては、格安価格・激安価格ではあるが、保証・返品・交換ができないショップもあります。
    そうなると、もしもの時は「ジエンド」です。
    その理由は中古品は現品が届いてから使ってみるまで何があるかわからないからです。
    到着後は快適でも、3カ月後に急に壊れることもザラにあります。
    購入後の保証・返品・交換が可能なショップで購入することをおすすめします。

中古PCを選ぶメリット

中古PCを選ぶメリット

こちらでは中古PCを選ぶメリットについてご紹介します。

  • (1) 最大新品価格の1/3で買える

    1つ目のメリットは最大新品価格の1/3で買えることです。
    現在新品で、ある程度使えるPCになると15〜20万円くらいします。
    そうなるとお金に余裕がある人でないと、おいそれとは買えません。
    ところが中古PCだと同じモデルの型落ちが3〜5万円で買えます。
    新品では高くて買えないPCでも中古なら高性能なモデルでも手が届く可能性があります。

  • (2) 気軽に扱える

    2つ目のメリットは気軽に扱えることです。
    新品のPCだと「大切に扱わなければ」という心理的な負担が発生します。
    そうなると、使い方に気を取られ作業に集中できないかもしれません。
    その点、中古PCだと心理的なハードルが低いので、気軽に扱うことが可能です。

  • (3) 余計なアプリが入っていない

    3つ目のメリットは余計なアプリが入っていないことです。
    新品のPCだと、メーカーはできるだけ高く売りたいので、初期設定から余計なアプリをガッツリとインストールした状態で出荷しています。
    そうなると、余計なアプリがバックグラウンドで動いているので、ユーザーにとっては目ざわりです。
    ところが中古PCだと、余計なアプリは一切インストールされていません。
    その理由は中古PCは前ユーザーの個人情報をすべて削除しているので、余計なアプリもすべて削除しているからです。

中古PCを選ぶデメリット

中古PCを選ぶデメリット

こちらでは中古PCを選ぶデメリットについてご紹介します。

  • (1) 「ハズレ」が当たることも十分ある

    1つ目のデメリットは「ハズレ」が当たることも十分あることです。
    当然のことですが中古PCは新品ではありません。
    そのため何かしらの残念ポイントはあります。
    その残念ポイントを許容できれば中古PCの購入は問題ありません。
    ところが絶対に譲れない場合だと、悔やんでも悔やみきれません。
    いわゆる「ハズレ」が当たったケースです。
    結局、中古PCの購入には「ハズレ」が当たることも十分あるということです。

  • (2) 保証対象外のパーツの劣化

    2つ目のデメリットは保証対象外のパーツの劣化です。
    中古PCの購入にはパーツの劣化問題がつきまといます。
    とくに気を付ける必要があるのはバッテリー・液晶などです。
    もしバッテリー・液晶が劣化している場合、ショップによっては保証の対象外の可能性があります。
    その理由はバッテリー・液晶はPCの中で最も消耗が激しいパーツだからです。
    特に液晶は前日までは使えても、翌日にブラックアウトすることがよくあります。
    しかも保証が切れた翌日に壊れるかもしれません。
    そうなるとパーツ代、修理費合わせて中古PCの購入と同じくらいかかってしまう可能性があります。

  • (3) パーツの在庫ナシで修理不可

    3つ目のデメリットはパーツの在庫ナシで修理不可のケースです。
    中古PCにはパーツの劣化問題以外に、もう1つパーツの在庫ナシ問題があります。
    パーツの在庫ナシ問題とは、パーツを交換したくても在庫がないということです。
    一般的にPCメーカーの在庫の保管期間は10年です。
    ただし保管期間前に在庫が切れる場合がよくあります。
    自然に在庫が切れる場合と、メーカーが在庫を業者に売る場合です。
    メーカーが在庫を業者に売る理由は、一度販売したPCはその後お金にならず、在庫管理は経費がかかるだけなのでメーカーは早く手を引きたいからです。
    またPC事業は競争が激しいので、10年過ぎる前に購入したメーカーやブランドがなくなっている可能性も十分ありえます。
    そうなると中古PCの在庫の行方はうやむやになってどこにあるのかわかりません。

中古PCをおすすめする人

中古PCをおすすめする人

こちらでは中古PCをおすすめする人についてご紹介します。

  • (1) 最新モデルのPCが必要でない人

    中古PCをおすすめする人は最新モデルのPCが必要でない人です。
    PCはわざわざ最新モデルである必要はありません。
    その理由は中古PCでも十分、一般的な作業や趣味に使えるからです。

  • (2) 安くPCを買いたいと思っている人

    中古PCをおすすめする人は安くPCを買いたいと思っている人です。
    そもそもPCを新品の正規価格でわざわざ買う必要はありません。
    やりたいことができるPCを手が届く価格で買えれば良いからです。
    中古でも、型落ちでも、やりたいことができればまったく問題ありません。

  • (3) ある程度PCに関する知識がある人

    中古PCをおすすめする人はある程度PCに関する知識がある人です。
    そもそも中古PCがどんなPCであるかを理解できている人であれば問題ありません。
    自分の仕事が中古PCで十分可能であると認識している人、ハズレが当たった場合でも、それも想定内であると割り切れる人であれば中古PCの購入はおすすめです。

中古PCをおすすめできない人

中古PCをおすすめできない人

こちらでは中古PCをおすすめできない人についてご紹介します。

  • (1) 中古PCに新品同様の状態を求める人

    中古PCをおすすめできない人は中古PCに新品同様の状態を求める人です。
    まさかと思うかもしれませんが自ら中古PCを買ったにも関わらず、新品同様の状態でないことに不平不満をいう人はよくいます。
    そもそも中古PCは水ものなので、当たるも八卦当たらぬも八卦なのです。
    それでも中古PCに新品同様の状態を求める人は中古PCの購入は止めた方がよいでしょう。

  • (2) 中古PCで最新のゲーム・ソフトを使いたい人

    中古PCをおすすめできない人は中古PCで最新のゲーム・ソフトを使いたい人です。
    中古で、しかも古い世代のPCであるにも関わらず、最新のゲーム・ソフトを使いたいと思っている人は少なからずいます。
    その理由はPCの世代やスペックの性能の違いを理解していないからです。
    このような人は高負荷がかかる最新のゲーム・ソフトをわざわざ中古PCでやろうと思っている可能性があります。
    また中古PCで4K、8Kの動画の編集、配信を考えている人も注意が必要です。

  • (3) PCに関する知識がない人

    中古PCをおすすめできない人はPCに関する知識がない人です。
    そもそもPCに関する知識がない人は中古PCの購入は止めた方がよいでしょう。
    その理由は中古PCはハズレを引くと、トラブルが次々と起こるからです。
    特に次の方たちは中古PCの購入は絶対に止めた方がよいでしょう。

    (1) トラブルがあってもどうしてよいのかわからない人
    (2) PCのスペックの状態・環境の確認ができない人
    (3) トラブルがあった時に、だれにどう相談したがよいのかわからない人

整備済製品の選択も検討する

整備済製品は、各メーカーまたは専門業者によって動作確認や修理、クリーニングが行われ再販売される製品です。
新品に近い状態に整備されていますが、新品に比べて10%から15%ほど安く購入できることが一般的で
厳格な基準に基づいて動作確認が行われており、新品と同様の性能が保証されており安心して購入する事ができます。

Apple認定整備済製品の記事はこちらから

Apple認定整備済製品とは?安心の品質とコスパを兼ね備えた選択肢

まとめ

今回は、中古PCの上手な選び方・「当たり」を買うなら何で選ぶかについてご紹介しました。
中古PCを選ぶことはPC初心者にとっては簡単ではありません。
PC初心者が中古PCを選ぶ時には、ユーザーの質問に丁寧に答えてくれるショップを利用することをおすすめします。
そうすることで中古PC選びで「ハズレ」ることはありません。

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